浜口哲一さん追悼シンポジウム
2010年 11月 28日
昨日(11/27) 横浜で行われたシンポジウムに行ってきた。これは今年5月3日に亡くなられた浜口哲一さんを偲ぶ会として行われたものだ。
シンポジウム
生きもの地図を未来へ
浜口哲一さんの足跡と、これからの道
主催 日本野鳥の会神奈川
後援 浜口哲一さんを囲む会 (財)日本野鳥の会 (財)日本自然保護協会 (財)日本鳥類保護連盟 NPO法人神奈川県自然保護協会 神奈川県植物調査会 瀬上の森パートナーシップ
小川潔氏の寄稿、開発法子氏((財)日本自然保護協会) 平田寛重氏(日本野鳥の会神奈川)佐藤恭子氏(神奈川県植物調査会) 森啓太氏(神奈川大学) 田端裕氏(こまたん) 秋山幸也氏(相模原市立博物館)と講演が続き浜口さんの偉業と功績を称えていた。
中でも神奈川大学院生の田端氏は最後の教え子ということで平塚キャンパスで浜口先生の「伝えたかったこと」を目一杯語ってくれた。とても贅沢なフィールドワークと講義だったに違いない。羨ましい、本当に。
たくさんキーワードがあるのだが、今回は2つ紹介しておこう。
①トコロジスト その所の専門家。鳥や植物の専門家ではなく「その場所」の専門家。つまり足繁くその場所に通い詰め、歴史や文化も含めてよく知っている人が必要だ。場合によりトコロジスト集団であれ。
②放課後博物館とはアフター5や土日祝祭日など、社会人でも参加できる調査観察の薦めである。
参加者は400人を越えていた。浜口先生を慕う人たちの何と多いことか、、、。
平塚博物館では館長までされた方だが常にフィールドワークを説き、実践していた。教えるのではなく、感じてもらうことを大事にしていた。そして常に新しい切り口で身近な自然を見せてくれた。
数えられないくらいのノウハウと知識を持ちながら落ち着いた語り口は変わらなかったと言う。
同行のK氏と帰り道でいろいろ話してきたのだが、浜松でもトコロジスト活動を広めなきゃいけないね、という結論だった。きっと会場を出るときに浜口先生が一人一人の背中をそっと押してくれていたのだと思う。
シンポジウム
生きもの地図を未来へ
浜口哲一さんの足跡と、これからの道
主催 日本野鳥の会神奈川
後援 浜口哲一さんを囲む会 (財)日本野鳥の会 (財)日本自然保護協会 (財)日本鳥類保護連盟 NPO法人神奈川県自然保護協会 神奈川県植物調査会 瀬上の森パートナーシップ
小川潔氏の寄稿、開発法子氏((財)日本自然保護協会) 平田寛重氏(日本野鳥の会神奈川)佐藤恭子氏(神奈川県植物調査会) 森啓太氏(神奈川大学) 田端裕氏(こまたん) 秋山幸也氏(相模原市立博物館)と講演が続き浜口さんの偉業と功績を称えていた。
中でも神奈川大学院生の田端氏は最後の教え子ということで平塚キャンパスで浜口先生の「伝えたかったこと」を目一杯語ってくれた。とても贅沢なフィールドワークと講義だったに違いない。羨ましい、本当に。
たくさんキーワードがあるのだが、今回は2つ紹介しておこう。
①トコロジスト その所の専門家。鳥や植物の専門家ではなく「その場所」の専門家。つまり足繁くその場所に通い詰め、歴史や文化も含めてよく知っている人が必要だ。場合によりトコロジスト集団であれ。
②放課後博物館とはアフター5や土日祝祭日など、社会人でも参加できる調査観察の薦めである。
参加者は400人を越えていた。浜口先生を慕う人たちの何と多いことか、、、。
平塚博物館では館長までされた方だが常にフィールドワークを説き、実践していた。教えるのではなく、感じてもらうことを大事にしていた。そして常に新しい切り口で身近な自然を見せてくれた。
数えられないくらいのノウハウと知識を持ちながら落ち着いた語り口は変わらなかったと言う。
同行のK氏と帰り道でいろいろ話してきたのだが、浜松でもトコロジスト活動を広めなきゃいけないね、という結論だった。きっと会場を出るときに浜口先生が一人一人の背中をそっと押してくれていたのだと思う。
by plantthebell
| 2010-11-28 16:21
| 自然のこと